規則も自由も、ともに重要だと思う理由
朝礼ネタ4815 2021/09/14 心理・メンタル規則・ルール単なる噂話なのかもしれませんが、次のような話を聞いたことがあります。
アップルの創業者であるスティーブ・ジョブズ氏、フェイスブックの創業者であるマーク・ザッカーバーグ氏、元アメリカ大統領であるバラク・オバマ氏は、着る服をいくつかに決めておき、日々それを順番に着ていたそうです。
また元野球選手だったイチロー氏は、毎日のように同じカレーを食べていたとか。さらに、打席に入る前の動作が常に一定で、それが「ルーティン」と呼ばれて話題になったこともありました。
これらの話の真偽はさておいても、一定のルールにもとづいて同じことをするのは、やはり重要なことだと思います。
それでうまくいっているならば、それを「仕組み」化し、機械的に続ければよいのではないでしょうか。
余計なことを考えなくてすむ、そしてそれゆえに時間を節約できる。また、同じことをしてるがゆえに、何か異変が起きた場合に気づく。そういうメリットがあると思うのです。
ただし、機械的に動くばかりでは、外部環境の変化に対応できませんし、進歩もありません。
ですから一方で、そんなものにこだわらず、自由に発想し、また自由にそれを試し、新たなチャレンジをしていくことも必要だと思います。先ほど例で挙げた人たちにもきっとそういう面があり、そしてだからこそ、機械的にやった方がいいことに限っては、そうしていたのではないでしょうか。
要するに、規則も自由もともに重要であり、それらを使い分けることで、仕事はうまくこなせるのではないかと思うのです。