人は何故荒んでしまうのか
朝礼ネタ4743 2021/07/15 心理・メンタル体調管理大体の組織には気持ちが荒んでいる人は一人くらいはいるものです。
ぶっきらぼうだったり、無愛想だったり、時にはパワハラをしてしまうような乱暴な人もいます。
人はどうして荒んでしまうのでしょうか。
私なりに3つの理由を考えてみました。
1つ目は人生が楽しくないと感じているのではないかということです。
家族や恋人との仲が上手くいっていない、趣味などの打ち込めるものがない、ということが挙げられます。
プライベートが上手くいかないとなると、その人は仕事こそが我が人生となってしまうのではないでしょうか。
気持ちはそう思っていなくても、自然とそうなってしまうのです。
仕事以外に一生懸命になれるものはぜひ欲しいですね。
2つ目は優しさや愛情を知らないで育ってしまったからではないでしょうか。
こればかりは本人だけの責任ではありませんが、幼い頃の生活環境次第では誰でもなりえるのです。
厳しく育った人は他人に対しても厳しさを押しつけてしまうことが多いです。
周りの人からはその厳しさは攻撃されているという認識で受け止められてしまうのです。
3つ目は自分のことしか考えられないからです。
自分は○○だからという気持ちが強く、自分の気持ちとは別の気持ちの人に対して過剰に攻撃的な態度をとります。
その結果他人からは自己中心的な人だと思われてしまいます。
孤立をしてしまうので、余計に気持ちが荒んでしまうのです。
自分が荒んだ人間にならないようにする為には、仕事以外に目を向けて、それを充実させることだと思います。
心の余裕があればあるほど、穏やかな気持ちで過ごすことができ、人に対して攻撃的な態度をすることは無くなるだろうと思うからです。