適度な距離感を保つことが大事
朝礼ネタ4714 2021/08/05 マナー挨拶私たちの職は、お客さまに商品を売るサービス業ですが、私は適度な距離感を保つように心がけています。
人の振り見て我が振り直せ、という言葉がありますが、まさしくその通りです。
お買い物が好きで、ウインドーショッピングをするのですが、店員さんから「何かお探しですか」とグイグイ詰め寄られることが苦手です。
「そっとしておいてほしい」、誰しもがそうした意見を持っているし、経験もあるのではないでしょうか。
断ってしまったら気まずい雰囲気になります。
そそくさと店を後にしてしまえば、せっかく購買意欲のあるお客様をひとり逃してしまうことになります。
適度な距離感を同じような現場から見直せる機会でもあるので、私は休日にはなるべく、同じようなお店を視察しています。
適度な距離とはいっても、どれくらいなのかと思われる人もいるでしょう。
私がプライベートでも実践しているのは、賛同も反対もしない「はひふへほ作戦」です。
女子会などでは、噂話しや悪口が話題になるのですが、不快だからといって反論すると、その場の人との関係が悪化することもあり、厄介です。
かといって不用意に同意すると、いつのまにか悪口の発信源にされてしまうこともあります。
こんなときは、賛同も反対も明らかにしない軽い相づちで受け流すようになりました。
「ふーん、へー、ほー」という距離感は何事にも都合が良いのです。
お客様に対しても同じで、一言目で曖昧な反応ならそっとその場を離れ、請け負う姿勢だけを目に見せておきます。