多様な意見に耳を傾けること
朝礼ネタ4696 2021/05/28 心理・メンタル名言・格言「反対者には反対者の論理がある。それを聞かないうちに、いきなりけしからん奴だと怒ってもはじまらない。問題の本質的な解決には結びつかない。」これは日本の武士、官僚、実業家であり日本資本主義の父と呼ばれる渋沢栄一の言葉です。
仕事をしていると、人と話し合う機会や自分の提案などに対してフィードバックをもらう機会が多くあります。
人間は時として自分と反対の意見を受け入れ難かったり、相手に対して反感を抱いたりします。
意見をされた相手が自分より若かったり、部下であった場合はなおさら腹立たしく感じてしまうこともあるでしょう。
これは人間の自然な気持ちとして仕方ない現象ではあると思います。
しかし反対意見に腹を立てて耳を傾けないことは、より良い結果を得るチャンスを逃すことに繋がりかねません。
人間はひとりひとりが違っていて、それぞれがこの時まで生きてきた人生も百人百様です。
ゆえに100人いれば100通りの視点・観点を持っていると言えます。
その多様な視点・観点に照らし合わせることで、より良い結果を生み出せる可能性が上がるのは自明です。
反対意見に耳を傾けるには、一旦冷静になって自分の気持ちを抑え、冷静になることが必要です。
その上で、上司部下を問わず様々な人の反対意見や補足意見に耳を傾け、柔軟に検討すれば、より良い結果につなげることができるでしょう。
そのように多様な意見をきちんと聞き検討することができる風通しの良い職場環境は、結果的に良い会社になっていくのではないかと思います。
ここまで会社一般の話をしてきましたが、私自身もこの渋沢栄一の言葉を胸に留め、常に多様な意見に耳を傾け柔軟に検討し、より良い結果を求める人でありたいです。