季節の恵みに感謝しながら
朝礼ネタ4589 2021/02/14 2月風物詩・季節行事「春は名のみの風の寒さや」という歌がありますが、暦の上では2月は節分・立春と冬から一歩進んだ季節のようです。
節分には鬼を追い出して、福を招き入れるという行事があちこちで見受けられますが、季節季節でその土地に続く行事が大事にされているのは嬉しいことです。
日本には四季が有り、季節の巡ってくることを毎回発見し喜ぶのは日本人ならではの感性の豊かさなんだと思えるからです。
ただ温暖化が原因なのか、最近では昔ながらの穏やかな季節の移り変わりが劇的な天候の変化にとって代わられてしまったように感じることもあります。
そのせいか自然現象を観測していた気象庁が観測を止めるという話もあります。
とても残念なことです。
四季の変化はそんな風ですが、商機を逃さない人たちによって作られたブームはけっこう続いています。
例えばバレンタインデーのチョコレート。
日本では女性から男性ということですが、アメリカなど外国では決まっていません。
そして節分の恵方巻。
これも、関西が発祥ということですが、コンビニエンスストアが目を付けて全国に普及して行きました。
作られたブームでも景気がアップするのであれば、それはそれで良いのでしょう。
日本人らしい感覚を大事にしながら、今何がトレンドなのかを知ることも大事ですね。
「故きを温ねて新しきを知る」という言葉もあります。
自分の仕事に活かせるヒントはいろいろな場面でキャッチできます。
季節の恵みに感謝しながら、自分なりのアンテナをしっかり持っていたいものです。