予備校という不思議なところ
朝礼ネタ4404 2021/01/01 心理・メンタル社会・経済予備校は合格実績を張り出しそれを生徒集めに使います。しかし、受験生はあの数字を鵜呑みにしてしまって本当のいいのでしょうか。なぜならば、受験生に必要なのは、今の自分の学力から自分の志望校まで引き上げてくれる講師を探すことであって、あの合格実勢はどうでもいからです。
しかも、あの合格実績には大きなからくりがあるのです。そのからくりとは、実は全国的に知られた進学校の生徒は特待生制度というものがあり、その高校に通っている生徒には無料で入塾してもらって合格実績を引き上げるということを平気でやっている予備校もあるのです。
私はそのようなことも知っているので、生徒にストレートにこの話を言います。それに私の授業は学校の授業寄りというわけではありませんがかといって、生徒に受験に勝たせることを目的にすることを大前提に考えた授業ではなく、生徒が自分の頭で考えることを学ぶための授業なのですが、それは結果的に受験に強い生徒ができるのです。
ただ、このようなやり方というのは生徒には好まれますが教員にはあまり好まれないようで「昔ながらの教え方がいい」とおっしゃる教員の方も多いようです。そのような方から見ると私の教え方というのは非常に幼稚で小学生にものを教えるように思うようです。
しかし、私から見ると、高校に入学してきても小学校でしっかりと勉強のやり方を学んでこなかった生徒が大半なので、たとえ幼稚な教え方ととらわれようとも私はそのような基礎的な部分から生徒には勉強を教えるようにしているのです。