ムッとしても、考え方次第
朝礼ネタ4256 2021/01/01 コミュニケーションビジネス皆さんは、誰かと会話をしている時に、自分が嫌だな、と思っていることを言われてしまい、ムッとすることはありませんか?
例えばちょっと自分が気にしている部分について、言葉に出されたとしましょう。
「太った?」
「老けたね。」
「足が短いね。」
「目が細いね」などなど。
こういった言葉、相手の方が近しい関係である場合や、信頼関係がある場合なら、「あんたもね!」などと笑ってサラリと返せますし、「気にしているので、言わないでください!」と自分にとって嫌な言葉だったと、ストレートに伝えても大丈夫でしょう。
しかし、そんなに親しくない方だったり、まだ数回しか会ったことがない方だったり、なんらかの上下関係がある場合はどうすれば良いのでしょうか?
そんな時に、私がおすすめするのは、その場の雰囲気も壊さずにすむような、言い回しで返す、という方法です。
例えば、
「太った?」には「おかげさまで、著しく育ちました!」
「足が短い」には「短いので小回りが抜群です!」
「目が細いね」には「いいでしょ?居眠りしてもバレなくて便利ですよ」
「老けたね」には「わぁ!奇遇ですね!同じことを思っていました!」
と、笑顔で返すのはどうでしょう。
少し自虐的な返しが多くない?と思われるかもしれませんが、もしかすると、相手の方は「自分」に信頼を置いていて、カジュアルな会話を楽しみたいと思った末での、発言だったかもしれませんよ。
自虐的でも、少し自分もクスリと笑えるような言い回しが出来るようになれたら、余裕がある人とみてもらえるかもしれません。
相手が冗談として発言をしているのか、そうでないのか見極めるのは大変ですが、自分の気持ち次第なのだと思います。
もちろん、自分が相手に嫌な言葉を言ってしまっている事もあるかもしれません。
(そんな時は、ご指摘とご指導をよろしくお願いします!)
自分では些細な事だと思っていることでも、相手にとっては「そうではない」という事柄が多いのだと理解し、今日も頑張りたいと思います。