スポーツ選手の変な仕草
朝礼ネタ3685 2021/01/01 スポーツビジネス効率化皆さんは、ルーティンという言葉をご存知でしょうか。
ルーチンワークなんて言ったりしますよね。
ルーティンというのは、一般的には、決まりきった手続きや仕事などを指す言葉で、「いつも同じことばかりしなくちゃいけないのか」なんて、ともすればネガティヴな印象を受ける言葉かもしれませんが、スポーツ選手の間では、気持ちを落ち着かせて、精神を集中させるための予備動作として知られています。
有名なのは、やはりイチロー選手や五郎丸選手ですね。
イチロー選手ですと、バッターボックスに入ってから右手でバットをスタンドの方へ掲げるしぐさ。
五郎丸選手ですと、人差し指を立てて両手を合わせ、手を口元に寄せて拝むようなポーズをとります。
これらは皆さんもテレビ等でご覧になったことがあるのではないでしょうか。
中にはテニスのトッププレイヤーナダル選手のように、ポイント間に、ベンチのペットボトルの向きを執拗に整えるといった一見すると奇妙なルーティンを持つ選手もいます。
彼らのしぐさは、格好付けやただの変な癖というわけではなく、いつもと同じように身体を動かすことで不安や緊張を和らげ、最高のパフォーマンスを引き出す効果があるといわれています。
かくいう私も、通勤時は必ず同じ音楽を聴いて、気持ちを仕事モードに切り替えています。
皆さんも何か簡単なルーティンを導入してみると仕事の効率があがるかもしれません。
ただ、自席につく前に必ずバク宙する等、あまりにも高度なルーティンを作ってしまうと、ルーティンがおこなえない場合、逆に不安になってしまう、ということもあるそうなので、こだわりすぎには気をつけてくださいね。