新入学、園の季節、児童園児の模範になりましょう
朝礼ネタ285 2021/01/01 マナー教育今年も入園、入学式の季節がやって来て、希望に燃える新入園児や児童の姿が見られる事でしょう。
こういった子供達は純真無垢で周りの環境にいかようにも染まって行きます。
ところで先日、大阪駅の環状線のホームでこんな風景を目にしました。
車椅子の方が電車に乗ろうとして列に並んでいるのですが、誰もお手伝いしましょうとか声をかけて上げる人はおりません。
近くに野外学習の小学生も並んでおりました。
実は私も声をかけない内の一人だったのですが、そうしている間に駅員さんがやって来て、
電車が来たら並んでいる人々に譲ってくれるようお願いして、無事その方は電車に乗りこみました。
私もその方と方向が同じで同じ車両に乗りこみましたが、早く下りてしまったのでその方がその後どうなったのかは分かりません。
無事に下りて目的地まで行ければいいのになぁとその時は思ったのですが、その後はすっかり忘れていました。
ところが別の日に大阪駅で偶然同じ方に会ってしまいました。
すると先日と全く同じ光景が繰り返されています。
その時私は思いました。
大阪駅の環状線ホームと電車の床には若干の段差があり、車椅子の方一人で乗る事は出来ないので、その方が困っているのは誰が見ても分かります。
多分下りる時も同じで誰かの手助けが必要なのです。
純真無垢な児童園児がどこでみているか分かりません。
「何かお手伝いする事はありませんか」と一言声をかけてあげればその方もお願いしやすい筈です。
全部の人とは言いませんが、大部分の人がそういう気持ちを持って行動してくれるならば、車椅子のその方は行く先々で困ったと思ったら、声をかけてくれた誰かにお願い出来るので、スムーズに移動出来る事でしょう。
皆さん自分達が率先して児童園児の模範になるようにしようではありませんか。