今日は時節柄、桜のお話しをしたいと思います
朝礼ネタ276 2021/01/01 4月風物詩・季節行事もうすぐ4月になりますが、4月のメインイベントといえば「花見」ですね
花見といえばこの時期は「桜」になります。
そこで今日は桜について、皆さんにお話ししたいと思います。
この時期になると、どこかに花見に行ったり、どこかで必ず桜を見かけたりしますね。
私達が桜の花を見ると、心が落ち着いたり、晴れ晴れとしたりするのはなぜでしょう?
日本人にとっての桜は、生まれた時からDNAにしっかり組み込まれ、最も愛されるべき花として親しまれているからでしょうか?。
しかも桜は、日本に来る外国の観光客からも高い評価を得ていますね。
満開になったときの「華やかさ」、散るときも違う意味での華やかさがあり、その「いさぎよさ」と「はかなさ」は他の花にはない魅力があります。
ところで、皆さんは「日本の三大桜の名所」と「日本三大桜」をご存知でしょうか?
三大桜の名所は青森県の「弘前(ひろさき)公園」、長野県の「高遠(たかとう)城址公園」、奈良県の「吉野山」です。
日本の桜の発祥の地は、この奈良県の吉野山の桜と言われています。
三大桜といえば、福島県の三春滝(みはるたき)桜、山梨県の神代(じんだい)桜、岐阜県の淡墨(うすずみ)桜の一本桜と言われています。
また皆さんは、桜の種類や「花言葉」をご存知でしょうか?
桜の花は100種類以上ありますので、今日はその代表的な種類とその花言葉を紹介したいと思います。
「ソメイヨシノ」は私達が普段よく目にする桜で、花びらは5枚で花見の桜として一番多い種類ですが、その花言葉は「純潔、優れた美人」です。
「しだれ桜」は枝葉が下に垂れ下がり、そこに花が咲きますが、その花言葉は「優美、ごまかし」です。
「山桜」は春の山一面の緑の中に、淡くピンクになっているのが山桜で、花言葉は「あなたに微笑む、純潔、淡泊、美麗」などです。
「八重桜」はソメイヨシノなどと比べると花びらの数が非常に多く、八重に咲くということから名前がつけられましたが、花言葉は「豊かな教養、善良な教育、しとやか」です。
ところで、それぞれの花言葉を聞かれて、お気づきになりませんでしたか?
そうです、どの花言葉も女性的な言葉が使われていますね。
その理由としては諸説いろいろありますが、桜という言葉は「木花開耶姫(このはなさくやひめ)」の「さくや」が転じて「さくら」になったという説があります。
木花開耶姫は古事記や日本書記にも登場し、今の天皇家の祖先にあたりますが、霞に乗って富士山の上空に飛び、そこから花の種をまいたと言われています。
以上で私の桜についてのお話しを終わりますが、皆さんいかがでしょうか?
桜の花の下でワイワイガヤガヤ!と盛り上がるのも結構ですが、今年ぐらいはしっとりと風情あるお花見をしたらいかがでしょうか?