野菜から食べるだけでダイエットする方法
朝礼ネタ2581 2021/01/01 健康食事好きな食べ物と嫌いな食べ物、あなたはどちらを先に食べますか?
これは論争アルアルですが、ダイエットの観点からはこの論争自体が間違いで、
野菜から食べ始めるのが正解になります。
私たちが物を食べると血液中のブドウ糖の量が増えて血糖値が上がります。
そして細胞がこのブドウ糖を取り込んでエネルギーとして使い、私たちの体が活動します。
インスリンというホルモンがブドウ糖の取り込みを司るのですが、
ブドウ糖の量が活動のための必要量より多すぎる場合には、
余分を脂肪に変換して脂肪細胞に蓄える役目もします。
つまり血糖値の上昇とブドウ糖の消費のバランスが少ないほど、
体脂肪の増加が少なくてすむわけです。
ところでブドウ糖となる栄養素の主なものは炭水化物で、
ご飯・パン・麺類・芋類、そして甘い糖類に多く含まれています。
だから空腹時にこれらを先に食べると血糖値が急上昇してブドウ糖の消費を大きく上回り、
脂肪が増加することになります。
反面。野菜や海藻類には炭水化物含有が少なく、
また逆に豊富な食物繊維が炭水化物吸収を抑える働きがあるので、
これらを先に食べることで血糖値上昇が緩やかになるのです。
その上、咀嚼運動が満腹感促進効果があって食べ過ぎを抑えてもくれます。
もちろん肥満の基本原因は食事量全体が多過ぎることなので、
それが解消されないとダイエットはなかなか難しいですが、
このような小さなダイエットを積み重ねる意識の有無が、ダイエットの根本だと思います。
これって仕事でも同じかも。