バイクのレストア

  • 追加
  • 私の趣味は、バイクのレストアである。

    エンジンが掛からないバイクの故障原因を見つけ出し
    試行錯誤しながら修理し、永い眠りからそのエンジンを目覚めさせることに喜びを感じます。

    つい先日も、あるオークションで「不動車、鍵付き、登録書類あり」
    という見出しのついた、イタリアのスクーター「ベスパ」を落札しました。

    リアウインカーなど欠品も多く、手がかかるだろうと思いつつも
    ワクワクしながら京都からの到着を待ちました。

    その後一週間ほどで到着。現物は写真以上に枯れ果てており、陸送会社の人に「バイク屋さんですか?」とまで聞かれたほどである。

    まずはベスパの現状確認から。
    キャブレターとマフラーははエンジンとはつながっておらず、ブランとぶら下がっていた。
    フロントブレーキは生きていたが、リアのフットブレーキはアウト。
    左手のギヤチェンジワイヤーはOKで、クラッチレバーは死んでいた。

    ざっと見てこんな状態。
    さてそれではレストアにとりかかりますか…といいたいところだが
    エンジンの掛からないものをレストアする時、まず初めにプラグに火が飛んでいるかを確認します。

    エンジンという内燃機関が上手く作動するには、まずは良好な「火」が必要なのです。
    次に「空気」、そして新鮮な「燃料」が必要になります。
    基本この3つが最低条件なのです。
    これらの要素を一つ一つクリアして、エンジンは息を吹き返してくれるのです。

    まずは「火」。
    エンジンからプラグを外して、プラグをプラグキャップにさし
    プラグの先端をエンジンにアースさせてキックペダルを蹴りおろすと、無事に点火。
    これで第一関門の「火」はクリア。今回のベスパ、電気系統は生きているようです。

    次は「空気」。
    エンジンから外れてぶら下がっていたキャブレターを、車体から完全に取り外します。
    単体となったキャブレターは、ネジというネジを全て取り外し、キャブレタークリーナーを全ての穴に噴射。
    そのあとコンプレッサーからの圧縮空気で、ゴミや詰まりを全て吹き飛ばします。
    これで「空気」が問題になることはなくなるはず。

    とりあえずキャブレターの分解掃除まで済んだら、車体に組み付けていきます。
    外れていたマフラーも一緒に。

    最後に「燃料」。
    幸い、今回落札したベスパはオイルをガソリンに混合させてからガソリンタンクに給油するタイプだったので
    タンク内は錆ひとつなく、とても綺麗でした。ただ燃料ホースは硬化していたので新品に交換しました。
    50;1でオイルを混合したガソリンを燃料タンクに給油。

    これでエンジン始動に必要な3つの要素は揃いました。
    さあ、エンジン始動の瞬間です。
    チョークレバーを引いて、キックペダルをけること5回。
    なんと、エンジンは無事掛かかってくれました!
    感動の瞬間です。

    その後、アイドリングの調整やクラッチレバーやブレーキペダルの修理も済んで
    現在はナンバーを取得。天気の良い日には近所でプチツーリングを楽しんでいます。




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