「250人」に影響を及ぼすだけでは済まされない現代社会
朝礼ネタ2393 2021/01/01 コミュニケーション営業経営「250の法則」とは、別名「ジラードの法則」とも呼ばれ、世界No1セールスマンとしてギネスブックに認定された、ジョー・ジラード氏が常日頃意識していたものです。
これは、どんな人でもおおよそ250人の人とのつながりを持っており、1人の客を怒らせると、結果的に250人の客を怒らせることになってしまう。
それはセールスにおいて致命的になってしまうため、決して客を怒らせてはいけないという考え方となっています。
これは、1人の客に与えた印象は250人の人に同じような印象を与えることを示していると捕らえることもできます。つまり、1人の客に良い印象を与えると、250人の人に良い印象を与えることになるのです。
この考え方は、現代社会においては、特に強く意識するべき項目の一つであると言えるでしょう。インターネットの普及により、情報が伝達される範囲が250人ではきかない場合があることが理由として挙げられます。
お客様への対応がとても良いと感じた客がTwitterにその旨をコメントし、その結果集客率が高くなったという話はあまり珍しい話では無くなっています。逆に、お客様への対応が良くないとの口コミがあった店が最終的に無くなってしまうほど客が集まらなくなった話もあるでしょう。
そのため、どのような客であっても、目の前の1人に誠実な対応をしようという心構えが大切になると思います。
そのことを肝に銘じて仕事に取り組んでいきたいと思います。