パーキンソンの法則
朝礼ネタ2083 2021/01/01 効率化身近な法則皆さんは、次のような法則をご存知ですか?
1つ目は、仕事の量は、完成のために与えられた時間をすべて満たすまで膨張する。
2つ目は、支出の額は、収入の額に達するまで膨張する。
これは、イギリスの歴史学者・政治学者であるシリル・ノースコート・パーキンソンが提唱した法則で、パーキンソンの法則と呼ばれているものです。
人は、与えられた時間や予算は目一杯使ってしまうものなのだそうです。
たとえば時間だったら、夏休みの宿題が夏休みが終わるぎりぎりまで掛かってしまったり、予算だったら、給料日の前になるといつもギリギリで、貯金どころではない。
などがこの法則に当てはまるもので、そう聞くと納得される方も多いのではないでしょうか。
これは、期限や予算が決まっていると、それが頭にインプットされ、人は無意識のうちにその期限や予算に合わせた行動をとってしまうのだそうです。
では、この法則から脱するにはどうすればよいか?
それは、時間や予算ではなく「目標」を軸に置いてその目標をクリアするようにしていくことです。 仕事であればタスクを細分化して、それぞれに目標の工数や期限を設定して一つ一つクリアしていくことで、余計な作業をせずに生産性の向上にもつながります。
貯金ができない人は、残った額を貯金するのではなく、毎月貯金する額を決めて、貯金した後の金額で生活をするようにします。
ですから、パーキンソンの法則を知っておくと、お金持ちになれるともいわれていますので、試してみようと思っています。