仕事のデスクの上はその人の頭の中を表す
朝礼ネタ2069 2021/01/01 効率化組織のなかでえらくなるにつれて机が大きくなるようです。
平社員より課長のほうが一回り大きな机で、引き出しの数も多いですし、部長になるともっと立派な机で椅子も豪華です。
役員になると、さらに大きく上等なデスクで、椅子も革張りだったりします。
その一方で、役職があがるにしたがって机を使う仕事は減るとも言われています。
確かに平社員の私など、いくつもの仕事や作業を並行してさばきますので、仕事中はずっと机にへばりついていますが、社長が机にしがみついてデスクワークに汗をかいている姿を見たことがありません。せっかく立派で大きな机なのに、そんな大きくなくてもいいんじゃないかとも思います。
机の上はその人の頭のなかを表しているともいわれます。
机の上や引き出しの中がちらかって乱雑ですと、頭のなかも整理がついていないということです。
確かに自分の仕事中の頭の中の様子と机の上の状態は似ているように思います。複数の仕事を並行してさばいているせいで、机のうえは資料や書類、商品見本や事務用品で乱雑で、そんなときに頭のなかもしっちゃかめっちゃかです。
同じ理屈でいくなら、社長の頭のなかはすっきりと整理されているということでしょうか。
社員のなかで一番思い責任を背負い、いくつも仕事に決断をくだして適切な指示をする様子をみると、どんな頭の構造をしているのかと思います。おそらくデスクと同じで、とても広くて、引き出しもたくさんあり、よく整理がされている、おまけに高級である。
えらい人にとっては机の上ではなく中が重要なのかもしれません。
私はまだ少しもえらくはないのですが、たくさんある仕事をひとつひとつキチンと片付けて、机のうえをさっぱりさせる。と同時に、自分の頭のなかも整理整頓して切り替えていく。それを続けていくと、いつかは大きな机をもらえるようになるのかもしれないと考えています。