たまには上等なお豆腐を
朝礼ネタ2039 2021/01/01 社会・経済食事今の時代はコンビニに行けばいつでも美味しい食事やお菓子が安定した値段で手に入れることが出来ます。
これを実現させているのはものすごい企業努力だと言わざるを得ません。
私達はそのおかげで便利な暮らしをすることが出来るのですから。
ところが、これを別の言葉で言い換えると「あまりにも便利になりすぎている」とも言えます。
一昔前の時代は24時間オープンのコンビニやレストランなんてありませんでしたが、それでも普通に生活出来ていました。
しかし、深夜前に閉めるコンビニをたまに見かけると驚きと同時に文句を言ってしまう方が多いのが現実なのではないでしょうか。
また、食品自体に目を向けてみましょう。
例えばお豆腐ですが、スーパーやコンビニではどんなに高くても一丁100円程で買えるお豆腐があるのが当たり前になっております。
しかしお豆腐屋さんが早朝に手作りで作るお豆腐はどうでしょうか。
一丁200円以上することも珍しくありません。
昔の人達は朝から豆腐を入れる木の桶をぶら下げてお豆腐屋さんに足を運んで買っていました。
そこでついでにこれまた高いがんもどきや油揚げを買うこともありました。
コストカットに成功し、外国などの安い原料を使ってより安く消費者に提供する企業の熱意は素晴らしいものがあります。
ですが、たまにはお豆腐屋さんで豆腐を買うように、こだわりを持ってつくられた食品を探し、それを食べてみてはどうでしょうか。
その食品の本来の味を堪能することが贅沢となった今だからこそ、食品本来の味や姿を知るチャンスだとも言えると思います。