本田宗一郎の引き際から学ぶ

  • 追加
  • 本田宗一郎氏と言えば、戦後の日本を代表するエンジニアであり実業家でもあります。
    彼のエピソードには事欠きませんが、今日は彼が引退を決めた時のエピソードを紹介したいと思います。

    環境汚染が深刻になったアメリカでは、それまでの基準を大幅に厳しくした排ガス規制を導入することになりました。
    ホンダでも低公害エンジンの開発が急務になっていました。
    本田氏は「ビッグ3に並ぶ千載一遇の好機だ。」と社員にはっぱをかけて回りました。
    すると、現場にいる若手社員からは「自分たちの仕事は会社のためではなく、社会のためにやっていることだ。」という反発の声が上がりました。
    そのことを聞いた本田氏は「自分の発想は知らないうちに企業本位になってしまっていた。」と反省し、社長の座を退くことを決めたそうです。
    本田氏らしい実に潔くすがすがしいエピソードです。

    現代の私たちも、このエピソードから学ぶことが多いと感じています。
    商品やサービスがお客様や社会の方向に向いておらず、いつの間に自分たちがやりやすい方向に向いてしまうことはよく起こります。
    常日頃から、仕事とは誰のためにあるかを意識していく必要があると感じています。

    また、本田氏の引き際も見事でした。
    自分の誤りをすぐに認め、後進にあっさり道を譲ってしまう人間的大きさには感嘆します。
    自分より後輩であったり、地位が低い人に誤りを指摘されると、思わず意固地になってしまいがちです。
    誤りは誤りと認め、すぐに改善に活かせるように気を配りながら日々の仕事に取り組んでいきたいと思っています。




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