歩けば記憶力がアップします
朝礼ネタ2001 2021/01/01 スポーツ健康運動身体の仕組みについて従来の考え方は、脳が指令を発して身体の各部位はその指令に従って働くというものでした。
ところが最新の医学では、脳の指令を待たずに各部位がそれぞれ独自のメッセージ物質を出して、他の部位を働かしている場合が多々あるという事が判明しているそうです。
例えば骨は、自らの骨量だけでなく同時に筋肉量も増やすメッセージ物質を出していて、そのスイッチとなるのは骨に加わる衝撃なのです。
世界的な活躍が期待されていた将来有望な競輪選手が、ある時から歩く事も儘ならない状態に陥ったのですが、原因は骨量と筋肉量の極端な低下でした。
自転車は激しく筋肉は使いますが、骨にはランニングの様な衝撃は全くありません。
つまり筋肉と骨を増やすメッセージ物質が出ていない状態が長年続いた為に、骨と筋肉の量が減ってしまったのです。
この症状を改善する為の治療方法はジャンプなのだそうです。着地する時の踵にかかる衝撃が、そのメッセージ物質を出す為のきっかけになる訳です。
骨から出るメッセージ物質は、他に記憶力、免疫力、精子生成にも関係しているという事です。
そして骨にショックを与える一番簡単の運動は歩く事です。
ウォーキングは健康に良いという事はもう誰でも知っていますね。
単に健康だけでなく、頭や精力にも良い効果があり良い事づくめです。
エレベーターを使わず階段で上下する。タクシーを使わず歩く。一駅手前で電車を降りて徒歩で。などなど工夫次第でいくらでも歩く機会は作れます。
さあ皆さん、今からどんどん歩きましょう。