他人の子を見てて驚いたこと
朝礼ネタ1948 2021/01/01 教育道ですれ違ったり、電車やバスに乗った時に小さな子供を連れた夫婦をよく見かけると思います。
子供がいきなりぐずりだしてしまった時の親の対応というのはよく見ると様々で、時には驚かされるものもあります。
私がよく見かける子供をあやす手段のひとつに、お菓子を与えるというものがあります。
これは効果てきめんです。何故なら小さな子供にとってお菓子はごちそうだからです。
でもよく考えてみると、乳歯が生えるか生えないかの年齢の子供にアメやスナック菓子を与えるのはどうなのだろうかと思ってしまう。
あとは、その場は良いとしても、夕食の時間になっても子供はお腹いっぱいでご飯が食べられないのではないかということです。
親としては電車の中で騒がれる方が困るとは思いますが、お菓子を与える作戦が通用しない時にはどうするんだろうかと気になります。
もう一つ、私が驚いた親の対応として、ひたすら無視をするというものがありました。
子供が泣きながら親を呼ぶのに対し、親はスマホをいじって子供を見ないのです。
あれは見ていて心が痛みました。
確かにわがままを言いだしたのは子供かもしれません。
しかし子供とは大人のように行動はしてくれないのは十分知っているはずです。
まして電車のように目的地に着くまで待つ乗り物に乗れば、子供はまだ着かないのかとぐずりだすものです。
安易にお菓子を与えて子供を黙らせる親も、子供の訴えを無視している親も、その行動の一つひとつが子供の人格形成に影響を及ぼしていることをわかっていただきたいものです。
と、他人に対してならいくらでも言えるし言いたいところではありますが、冷静に考えると、やはり子育ての理想を押し付けたところで、通用しない家庭はあるのが現実だと思い知らされます。