あるお店の素晴らしい対応
朝礼ネタ1944 2021/01/01 コミュニケーション営業食事年に数回は訪れる中華料理店でのことです。
家族で訪ね、いつも決まった料理を頼みます。
クラゲやピータンなどの前妻から始まり、ツバメの巣のスープ、エビとグリンピースの炒め物、
カニの爪の揚げ物、花巻、デザート。
その他、いつもと変わらぬ料理です。
いつもとても美味しいお店だったのですが、この時は少し違和感がありました。
ある一品の味がいつもと違っていたのです。
特に不味い訳ではありませんでしたが、気になってお会計のときに聞いてみました。
何気なく、少し味を変えたの?と。
すると、責任者らしき人は「その料理の代金はいただきません」と言いました。
そんなつもりで聞いた訳ではないと言っても、代金を受け取ってくれません。
「お客様が食べたいと思って来店していただいたのに、それに反する料理を出してしまった。」
だから代金はいただけない。
素晴らしい対応だと思います。
味を変えた理由は聞きませんでしたが、何かあったのでしょう。
その後も、定期的にその店には通いました。
あの対応ならば、期待を裏切らないでくれるだろうと。
ところが2年後くらいのことです、素晴らしい対応をしてくれた方が退社したと言うのです。
そのことにも驚きましたが、出てきた料理にもビックリしました。
ほぼ全ての料理の味が変わっていました、悪い方に・・・。
お会計の時に聞いても、何だかわからない返事でした。
たぶん、経営者や料理人が変わったのでしょう。
もう二度と行かない店となってしまいました。
私もお店にとっても残念なことだと思います。
相手との接し方、日々、深く考えることが必要かと強く感じました。