「節分」を英語で言うと?
朝礼ネタ185 2021/01/01 2月風物詩・季節行事「節分」を英語で言うと?
新しい年も早ひと月が過ぎ、もう2月です。
2月に入ってすぐに訪れるのが、節分。
この節分、英語で何と言うかご存知ですか?
Bean-Throwing Festival 、といいます。
直訳すると、「豆を投げる祭り」。
あまりにも事実そのまま過ぎて、初めて知った時私は笑ってしまいました。
「節分」は、こちらも読んで字の如く、「季節を分ける」、すなわち「季節の変わり目」を意味しています。
日本の季節の変わり目と言えば、立春、立夏、立秋、立冬と4度訪れます。
それぞれの季節の変わり目の前日を、「節分」と言います。
ですので、実は節分は2月3日だけではなく、1年に4回あるのです。
なぜ、2月3日の節分だけ大きく取り上げられるのか?
それは、2月3日が春の訪れを告げる、立春の節分に当たるからです。
春は、1年の始まり。
これから始まる1年に災いがおこらぬよう、誰しもが祈ります。
この祈る気持ちが、豆をまき、鬼を払い福を呼ぶ、私たちが良く知る「節分」に繋がるのです。
話を冒頭に戻し、では「節分」を正しく英語で伝えるには何と言えばいいのか?
実は、Bean-Throwing Festival 以外にも、「節分」を表す英語があります。
それが、The day before the biginning of spring です。
立春の前日、という意味ですね。
細かいことを言えば、節分は春だけではない、ということになりますが、Bean-Throwing Festival よりは本来の意味に近いと言えるでしょう。
外国の方に節分を伝える時には、是非思い出して下さい。