今まで自分がしてきた勉強を仕事にいかすことについて

  • 追加
  • これは、経営学者の野中郁次郎さんが日本経済新聞2007年6月1日夕刊『あすへの話題』の記事の中で「経営の極意」として語られた名言です。

    日常の経営は、日々変化する個別具体の一回性の出来事への対応であるということをまず理解しましょう。

    したがって、一般的な論理分析型モデルだけではその本質を理解できないことも多々あります。

    そのような時、これまで貴方が学んできたことを駆使して経営を振り返ってみましょう。

    科目ごと、分野ごとの知識や体験を総動員してみると、
    繊細な観察から日常見過ごしている「あっ」という気づき(文学的感性)から、
    その背後にある真善美の根拠を考え抜くこと(哲学的思考)が求められます。

    起承転結の物語(歴史的流れ)のなかで、経営における適時の判断と行為を起す状況認知能力が必要となります。
    これは自らの生き方に照らし、特殊(個別)のなかに普遍(本質)を見る教養の能力です。

    このような言葉から、学校での勉強は意味がない、または社会人になってから勉強することだけが正しい、
    という考えだけでは、視野狭窄に陥ってしまう可能性があることが考えられます。

    組織が認識している「形式知」(会社の方針、ルール、社則、仕事のやり方のマニュアル)が有効に機能するためには、
    一人ひとりの人生の中での学びから蓄積された「暗黙知」が豊かであることが大前提となります。

    人生において意味のない勉強や学びや体験はなく、全てが今の自分の仕事、会社の経営に生かされるという気持ちを
    大切にしていきたいと思います。




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