人の素敵なところをみつけるということ
朝礼ネタ1470 2021/01/01 教育自己啓発私は愚痴や悪口をつい口にしてしまいます。
最近、アメリカの思想家エマーソン「私の会う人はすべて、必ず何かの点で私より勝っている。私はつねにその点をその人たちから学ぶことにしている」という言葉を知り、はっとしました。
これからはぜひ「相手から学ぶ」という考えを取り入れてみたいと思っています。
あんな人から学ぶ事はないと思う人でも、反面教師と考えれば、「なるほど、あの人からも学ぶところがある」という気持ちに落ち着くことができ、少なくとも悪口を言いたい気持ちが治まります。
大人になると、人から学ぶのが難しくなります。しかし人は、学歴や年齢に関係なく、どんな人でも必ず何かの面で優れたものをもっている、という事実を受け入れたいです。
優れていると感じる内容は、知識や技術に限らず
この人はいつもマイペースを崩さない人だな
この人はいつもセンスのいいネクタイだな
この人は会議の進行が上手だな
など、小さな特徴でも、本気で他人のいいところを探しはじめてみると、だんだん探すのが楽しくなってきました。
「自分以外の人間は、すべて自分の先生だ」
誰に会うときもそういう意識を持っていれば、ちょっと意地悪な発言にムキになって反論したり、仕事が遅い人をバカにしたりすることもなくなります。
誰でも自分にはないものをたくさん持っています。これから人と話すときは、その相手を「好き」か「嫌い」かで判断するのをやめ、誰と会うときにも
「この人は私に何を教えてくれるんだろう」という気持ちで、会話の場面に臨みたいと思います。