お菓子だけじゃない?!今はドリンクもゲン担ぎ!
朝礼ネタ1444 2021/01/01 2月受験シーズン真っ只中になりました。いつもこの時期になると自分の受験の時を思い出して、もうちょっと勉強頑張ればよかったなーなんて考えてしまいます。
つい先日、お年玉年賀状が1枚当たっていたので郵便局に行って来ました。当たるのは毎年切手シートぐらいなものなのですが、引き換えのために窓口で並んでいるとふと桜柄のキットカットを見つけました。そういえば毎年受験シーズンになるとスーパーでも色んな合格祈願のお菓子が売っているなと思い、他にはどんなものがあるのか興味がわいたので調べてみました。すると最近ではお菓子だけでなく、様々なジャンルの物が合格祈願の商品を販売していることが分かりました。
特に気になったのは、今年コーヒーショップのドトールが「ド通る」というチルドカップコーヒーを販売したということです。カップのデザインも学生服をモチーフにしており、受験生でなくても目を奪われる斬新なデザインでした。コーヒーとカフェ・ラテの2種類があるみたいですが、私には受験生がコーヒーを飲むというイメージがありません。そのため、なぜコーヒーショップが合格祈願商品を販売し始めたのかが分かりませんでした。そこで、私なりになぜ販売し始めたのかを考えてみた結果、2つの理由が思いつきました。
まず1つ目は、合格祈願をするのは学生だけではないということです。
受験する学生の親御さんも、我が子のために合格祈願すると思います。ちょっとコンビニに買い物しに行ったときに「ド通る」という商品のコーヒーが置いてあったら、ついつい買ってしまうのではないでしょうか。また、コーヒーだと1日1杯飲む人も多くいらっしゃると思うので、大人にとってはお菓子より購入もしやすいと思います。
そして2つ目は、ネットを利用した宣伝目的です。
今の時代、インターネットやスマートフォンを利用してニュースを見る人が多く、またツイッターなどのSMSを利用している人も多くいます。そんな中で、ドトールが合格祈願のコーヒーを販売するというネットニュースが出ると、そのニュースを見た人の口コミやツイッターなどのSMSで情報が拡散され、さらにニュースを知らない人でもコンビニに行くと面白いコーヒーがあると写真をSMSに載せたりして、どんどん色んな人に宣伝されていきます。CMをしなくても勝手に宣伝されていくので、広告費が節約でき、ドトールの知名度も上がります。
あくまでこれは私の考えなので真意はわかりませんが、しかしこれは仕事をする上ですごく大事なことなのではないかと気づかされました。
誰も考えたことのない面白い発想を、そしてそれを今の世の中のニーズに合わせて物を作り提供する。そんな仕事が出来るように2018年は視野を広げて、新しい何かを生み出せるように頑張りたいと思います。