梅のような人になりたい
朝礼ネタ1440 2021/01/01 2月2月といえば、梅の季節ですね。
梅は桜のように華やかさはありませんが、厳寒の中にひっそりと咲き、凛とした美しさが感じられます。
この季節になると思い出すことがあります。
昔、大好きだった学校の担任の先生がいて、卒業するときにひとりひとりに言葉をかけてくれたのですが、
その時、「梅のようになりなさい」と言われました。
そのことから私にとって梅は特別な存在です。
日本ではおめでたいものを表す言葉として「松・竹・梅」という言葉があります。
もともとは、中国で寒さに耐える、梅と竹と松を書や画の題材として好んだことから始まっているそうです。
松は厳しい寒さのなかでもしっかりと根を張り、青々とした緑を茂らせることから、
竹は厳しい寒さの中でもまっすぐに育っていくことから、
梅は厳しい寒さの中でも、美しい花を咲かせることから、
それぞれ、その力強さ、美しさが、昔の人々を魅了し、愛されてきたのでしょう。
これらの松竹梅を人に例えるならば
松は、根を強く張るから、忍耐強く真心の有る人
竹は、一本筋の通った人で正直な人
梅は、厳しさの中にも笑顔で答えてくれる人といえるのではないでしょうか?
昔、担任の先生が私におっしゃってくださったように、
私も梅のように、どんな苦しい状況でも、笑顔で答えることができるような、そんな人間になりたいと思います。
みなさまは、いかがでしょうか?
まだまだ厳しい寒さが当分続くようですが、松・竹・梅を想い浮かべ、勇気と希望を持って前向きに頑張っていきましょう。