「多様性」を尊重しないと今度は自分が「自然淘汰」されるかも?
朝礼ネタ1408 2021/01/01 コミュニケーション社会・経済ダイバーシティという言葉を最近よく耳にするのではないかと思いますが、ダイバーシティの意味は「多様性」という言葉になります。
私達は一人一人好き嫌い、性格、体格等が異なる人間として生まれてきており、それによって多様で複雑な社会が形成されていると言えるでしょう。
アメリカやヨーロッパ等では、普通に生活しているだけで様々な文化的背景を持った人達と関わる事になりますので、自然とダイバーシティの意識が育まれるかもしれませんが、日本という国は単一民族単一文化に近く、多様性と一口に言ってもなかなかピンとこないかもしれません。
ですが、我々日本人も既にグローバル社会の波に飲み込まれているという事実がありますので、今後ビジネスを行うにあたっては人種や文化的背景の異なる市場を無視する事はできなくなってくるでしょう。
そこで大切なのは、自分達のルーツを学ぶという事もそうなのですが、異なる文化的背景を持つ方々と触れ合う機会を設け、可能な限り自分のキャパシティや視野を広げていくといったものになるのではないでしょうか。
進化論を唱えたダーウィンも「生き残る種とは最も強いものではなく、賢いものでもなく、変化に最もよく適応したものである」と提唱している通り、この激動の時代に多様性のない組織や社会が今後存続するのは難しくなっていくのではないかと思います。
自分の知覚している範囲だけではなく、より広い視野、柔軟な思考を持って業務に励みたいと思います。