本来の目的を理解する事が大切です

  • 追加
  • 片側二車線の道路で信号が赤になりました。前の車の後ろに停車します。信号が青になり前に続いて車を発進させます。ところが前の車のスピードが上がりません。

    故障?と思ったとたんに前車の右ウィンカーが点滅し始めました。左車線に入って追い越そうとしましたが、すでに後方からの車が流れ始めているので結局流れが途切れるまで待つしかありません。正規の方法で交差点手前30mでウィンカーを出してくれていれば、事前に左車線に入って停車する事が出来たのにと、腹立たしく思いました。

    うっかりしていたのかもしれませんが、この様な指示器の使い方を目撃する事が良く有ります。曲がるときにウィンカーを出したのだからそれで良いではないか、と考えているのだとしたら、その人はウィンカーを使う本来の目的を全く理解していない事になります。
    ウィンカーは曲がるときに点灯させる為にあるのではなく、車がこれから行う運動を事前に周囲に了解してもらう為にあるのだという事を理解していないのです。教習所で習ったはずなのですが、本来の目的を忘れてしまい形骸化した形だけが残った結果かもしれません。

    私たちの職場でもこの様な現象は案外見受けられます。
    例えば始業時間です。始業時間とは本来は仕事を始める時刻であって、この時刻には仕事を始めなければなりません。始業時間を知らせるサイレンやチャイムなどが流れてからおもむろに作業場や部屋に向かったり、仕事前の一服を吸っているのでは始業時間の本来の目的が忘れられています。

    また仕事は何かの目的を達成する為に行っているはずなのですが、本来のその目的を忘れてしまうと様々な間違いが起こります。
    例えば売り上げの状況を示す営業会議用の資料作りの時、どういう状況を示したいかによって集計する数字の種類が違ってきます。月日など時間的な推移なのか、性別や年齢なのか、はたまた場所による状況変化を発表したいのか等です。
    一生懸命集計作業を行っても、本来の目的を忘れて集める数字の種類が間違っていると、欲しい結果は得られずその作業は無駄になってしまいます。この様な事は、誰かに集計作業を手伝って貰った時、また任せた時に良くある話ではないでしょうか。

    達成するべき目的が分かっていればこんな間違いは起こりませんし、どんな詰まらない単純作業でも自分の行っている仕事の必要性を理解出来て、遣り甲斐が出て来るでしょう。




    おすすめ関連サイト



    関連ネタ & スポンサーリンク