ビジネスでの[口の大きさ][声の大きさ]
朝礼ネタ98 2021/01/01 営業今回は、ビジネスにおける[口の大きさ][声の大きさ]についてお話します。
つい先日、こんな刑事事件が発覚したそうです。
東京都・新宿区内にあるサービス業「愚痴聞き屋 ゆたか」が刑事捜査の対象になりました。
罪状は、詐欺罪・なりすまし犯罪、その他とのことです。
「愚痴聞き屋 ゆたか」は「営業に際し、事実と異なる内容を顧客・消費者に宣伝」と言われています。
例えば、“実際は在籍していない人物がスタッフとして在籍”のような内容です。
そして、それでも集客できたとのことです。
ビジネスの世界では[口の大きさ]、[声の大きさ]が良しとされがちです。
実際の口の寸法ではなく、発言の勢い・宣伝力の強さのことです。
ですが、程度によっては問題となってしまいます。
皆様も日頃のビジネスで、良い意味での[口の大きさ][声の大きさ]に努力しているでしょう。
ですが、その程度には細心の注意が必要です。
「虚偽の宣伝・詐欺に該当しない」「他者の権利を侵害しない」「他社に迷惑をかけない」
上記が必須です。
前出の「愚痴聞き屋 ゆたか」のような詐欺・虚偽宣伝といった問題は、ビジネスの世界ではありがちです。
その原因の一つが、“場合によっては、多少の違反行為を行っても業績・利益が発生する”という事実があります。
特に一時的・短期間の場合に言えます。
ですが、その営業方式は問題です。
後から必ず何らかの深刻な問題が発生します。
最悪の場合は、今回のような刑事処罰や処分の対象です。
[口の大きさ][声の大きさ]も、こうした深刻な問題にならないよう注意して下さい。