立場の違いを超えて、目標を見失わないようにして事にあたった時に、大きな力になる
朝礼ネタ97 2021/01/01 コミュニケーション家族・ペット目標うちには3人子どもがいまして、上の二人は中学生になりました。今、下の子だけ小学校に通っていまして4年生です。上の二人は、とにかく手がかかりまして、小学生時代に二人とも学級崩壊を経験してしまいました。その時の先生と保護者の対応がどちらも素晴らしかったので、ちょっとご紹介したいと思います。
一番上のお兄ちゃんが5年生の時に学級崩壊を経験しました。授業が面白くないんだよねという話は息子から聞いていたんですが、ただの勉強嫌いのぼやきだろうと、私は見過ごしてしまったんですよね。思えばここで息子が発していたサインを見落としたのが一番問題だったんだと思います。二番目の子は女の子でやはり5年生の時でしたね。この時は、上の子の経験があったので、素早く動けました。
どちらも保護者と学校の関係が良かったので、あまりおおごとにもならず、禍根も残さず、ハッピーエンドだったと思います。まず学校が保護者の参観を快く受け付けてくれ、全面的に協力体制を取っていくという態度を明確に示してくださいました。また、保護者の方も、責任追及や問題の排除という方向には動かず、自分たちが動くことで事態を好転させたいと、交代で参観するようになったのも良かったと思います。
やはり、好ましくない事態というのはどんな場面や環境でも、どうしても避けられないこともあると思います。うちの部署にも時々クレームがあがってきたりしますよね。そういった時こそ、オープンな態度で物事に当たることがとても大事だなと、息子、娘の二人の学級崩壊を経験して思います。いろいろな問題を隠さず、かといって責任を追及するために捜査するような態度ではやはり物事良い方向にいかないですよね。
こういう時こそ、いろいろな立場の人が一致団結して、何が大事なのかを見失わないことが大切なんですよね。この部署の若い方々を見ていると、私たちの世代と違って非常にドライだなと思うことが正直あります。でも、素晴らしいのは、その合理性を上手く使っているところです。自分さえよければいいといった冷たい態度ではなくて、物事をスムーズに処理するために合理的に動いているんだなと、一緒に働いているうちにだんだんわかってきました。職場はいろいろな年代の人が働いているので、出来れば、こういった意図で動いているんだよということをもう少し説明してくれると有りがたいです。年齢や立場の違いを超えて、ひとつの目標に向かって、私も柔軟なアプローチが取れるようになりたいなと思います。