携帯電話にはない「公衆電話」の魅力を再発見しよう!
朝礼ネタ690 2021/01/01 9月社会・経済9月11日は「公衆電話の日」です。
1900(明治33)年のこの日に、当時は自動電話と呼ばれていた日本初の公衆電話が、東京の新橋駅・上野駅に設置されたことを記念して制定されました。
自動電話と言っても、当初は交換手を呼び出してお金を入れて繋いで貰う方式で、1925(大正14)年にダイヤル自動方式のものが登場してから「公衆電話」と呼ばれるようになりました。
公衆電話は、携帯が普及する前はよく利用していましたし、学生時代にはポケベルを所有していた友人と連絡を取り合う為に、文字表を見ながら四苦八苦して公衆電話からボタンを押していた記憶があります。
家の電話がプッシュホンになるまでは、コンサートなどのチケットを取る為に朝早くから公衆電話へ向うこともありました。
また、公衆電話では硬貨よりもテレホンカードを使う方が便利だった為に、外出時には必ずテレホンカードを財布に入れていました。
そんな思い出深い公衆電話も、携帯を持つようになってからはめっきり使用頻度が減ってしまいました。
過去には駅近くにズラっと並んでいた公衆電話も1984年をピークに年々減少していき、今では探さなければ見つけられない程です。
しかし、災害が発生した時は、携帯では通信障害が起こり得ますが、公衆電話は災害時有線電話として通話が可能です。
東日本大震災の際にも重宝されたようで、公衆電話に並ぶ行列が出来たと聞きます。
いざと言う時に探し回らなくても良いように、普段から公衆電話の場所を把握しておきましょう。