“やらないこと”を決める効率化
朝礼ネタ6147 2025/08/06 効率化今日は、効率よく仕事を進めるために、最近私が意識していることを少しお話ししたいと思います。
それは、「やらないことを決める」ということです。
効率化と聞くと、作業スピードを上げるとか、便利なツールを使うとか、そういったイメージがあると思います。
もちろんそれも大事なんですが、私の場合、まず最初に取り組んだのが、「やらなくてもいいことを見つける」ことでした。
きっかけは、ある日の仕事終わり。
やることは全部やったのに、なぜかすごく疲れてしまって、「今日一日、何にこんなにエネルギー使ったんだろう?」と考えたんです。
改めて自分の行動を振り返ってみると、実は“必要じゃないけど、なんとなくやっていたこと”がけっこうあることに気づきました。
たとえば、何度も見直すメールの文面や、毎日手作業でまとめていたけれど、実は誰も見ていなかった資料の更新。
こういった“惰性で続けている仕事”って、意外とあるんですよね。
そこで思い切って、一度やめてみることにしました。
もちろんいきなり全部をやめるのは難しいですが、「これ、やらなくても問題ないかも」と思うものは、上司に相談してみたり、やり方を見直してみたりしました。
その結果、ムダに使っていた時間と労力を、もっと大事な仕事にまわせるようになって、気持ちにも少し余裕が出てきたんです。
「何をするか」よりも、「何をしないか」を見直すことも、効率化の一つなんだなと実感しました。
もちろん全部の仕事に当てはまるわけではないですが、「この作業、本当に必要かな?」と立ち止まって考えてみるだけでも、改善のヒントが見つかると思います。
私もまだまだ試行錯誤中ですが、定期的に自分のやっていることを見直して、もっとシンプルに働けるよう意識していきたいと思っています。
もし最近、「忙しいのに成果が出にくいな」と感じていたら、ぜひ“やらないこと”に注目してみてください。
今日も、ムダを減らして、気持ちよく仕事ができる一日にしていきましょう。