自分と相手の理解の違いを考慮すべき
朝礼ネタ6136 2025/07/15 自己啓発コミュニケーション自分と自分以外の人間は理解において、少なからず差があると言えるでしょう。
したがって、特定の状況において全く同じ理解にはならないという点はしっかりと知っておくべきです。
特にある言葉から受ける印象が違うというのは日常的に起きやすいケースで、このような違いによって思わぬトラブルが発生するかもしれません。
いろいろな言葉が該当しますけど、基本的に抽象的な表現ほど、各自の認識に差が生まれやすいと評価できます。
例えば、「先日」という言葉がありますが、これは具体的に何日前か?に関して、人によって解釈が異なると思われ、2、3日前をイメージする人もいますが、1週間くらい前まで範囲内と考える人もいるはずです。
だから、この場合には先日という言葉を使った側とそれを聞いた相手の側の解釈に違いが生まれる可能性が大いにあるわけです。
そして、お互いの認識に差がある状況が放置され、これがビジネスシーンだった場合には大きな損害を生む可能性も秘めているでしょう。
ただ、お互いの認識に差がある可能性を理解していなければ、そこについて考慮することはできません。
そうなってからでは遅いので、日頃から何気なく使っている抽象的な表現を見直し、そのような表現をできるだけ使用しない癖をつけていくべきでしょう。
私自身も日常的に抽象的な言い方を無意識のうちにしてしまっている面がありますが、自分と相手は常に同じ理解ではない、そこには差が存在する点を知ったうえで、理解に差が生まれづらい、具体的な表現を使用していきたいと考えています。