料理と仕事の意外な共通点
朝礼ネタ6135 2025/07/13 ビジネス教育趣味今日は「段取り」について、私が印象的だったエピソードを交えてお話ししたいと思います。
以前ネットで読んだ記事で、あるIT企業の社長が、自分の子どもに「最初に教えたいこと」として、意外にも「料理」を挙げていたんです。
その方はプログラミングのプロでもあるので、当然「コーディングを教えるのかな」と思いきや、実際には
「まず料理を覚えさせたい。なぜなら料理は段取り力を育てるから」
と語っていました。
最初はちょっと意外だったんですが、よく考えると確かにその通りだなと思いました。
料理って、材料を切る順番、火を入れるタイミング、洗い物との並行作業、全部に流れと段取りが必要なんですよね。
私自身もたまに料理をするんですが、うまくいくときって、作る前に頭の中で手順を描けている時です。
例えば、お湯を沸かすのと同時に材料を切り始めれば無駄なく次の工程に進めます。
逆に、効率を求めすぎて、材料を全部キッチン台に出してしまうと、作業スペースが狭すぎてもたついてしまいます。
これって、仕事でもまったく同じだと思います。
いきなり手を動かすんじゃなくて、「まず何をやるか」「どの順番でやるか」「どこで時間がかかるか」っていうのを考えてから動くことで、効率も上がるし、仕上がりも良くなる。
子どもに段取りを教える手段として料理を選んだあの社長の話、すごく納得感がありました。
私も今日からまたひとつひとつの仕事に、料理のような段取り力を意識して取り組んでみようと思います。