ディズニーランドのホスピタリティ
朝礼ネタ6109 2025/05/22 心理・メンタル商品・サービス先日、友人とディズニーランドに行ってきました。 学生時代からディズニーが好きで、何度も通うほどでした。ただ社会人になってから仕事も忙しく、なかなか足を運べていないのが現状でした。でもたまには行きたい、せっかくならと数年ぶりに足を運んだときのことです。
数年ぶりのディズニーランドは、行ってみたら思った以上に感心することが多くて自分でも驚きました。
中でも印象に残ったのは、キャストの人たちの立ち居振る舞いです。笑顔やあいさつはもちろんなんですが、それ以上に「気づき力」がすごいなと感じました。
アトラクションに並んでいるとき、近くの子どもが退屈していたら、キャストの方がさりげなく笑いかけて場を和ませていたり、ちょっと立ち止まって地図を見ていると、すぐに声をかけて案内してくれたり。スマホを入れ掲げれば「撮りましょうか?」の一言があります。その対応がすごく自然なんです。もちろん数年前も同じようなホスピタリティがあったのですが、そのときの私はまだ気がついていませんでした。
最初は「さすがのディズニーだな」と思っていたんですが、だんだん「これ、みんなが当たり前のようにやってることがすごいんだな」と気づきました。
誰かが困っていそうだったらすぐに対応する、笑顔を絶やさない、お客さんの動きをさりげなく観察する。それぞれは特別なスキルではないけれど、それを全員が自然にやってるというのが本当にすごいと思ったんです。
仕事でも同じですよね。納期を守る、報告をきちんとする。ちょっとした気配りをするとか。目新しさはないけど、相手にとっては信頼につながる大事なことです。社会人になってから気がついた、新たな発見でした。学生時代とは違う目線だったからこそ気がついた、ディズニーのホスピタリティです。
自分も正直、仕事に慣れてくると「まあ、いいか」と思ってしまう場面があります。でもディズニーで感じた「当たり前の積み重ね」が生む安心感や信頼は、どんな仕事にも通じるものだと改めて思いました。だけど当たり前のなかにある安心、信頼はすぐに手に入れられません。努力の積み重ねで出来上がります。私はすごいことはできなくても、「当たり前を、ちゃんとやる」。それを意識して、丁寧に過ごしていきたいと思います。そこから安心と信頼が生まれると思うので。