今と昔の子供が描く未来像の違いについての考察
朝礼ネタ605 2021/01/01 教育「未来の絵」をテーマに絵を描いたことがありますか?
幼稚園に勤める女性から面白い話を聞きました。
今と昔のこどもが描く未来の絵の私は、まったくテーマが逆だと言うのです。
私は40代ですが、小学校低学年のころに描いた覚えがあります。
空飛ぶ車、テレビ電話、料理ができる箱、動く道路。
教室に貼られた級友の絵も同じような便利グッズが並ぶ絵だったと思います。
インターネット、携帯電話、動画、お掃除ロボット、ペッパーくん。
今は、その未来を生きていることになります。
改めて考えると、素晴らしい世の中です。
大人達は素晴らしかった。
子どもの未来を現実にしてくれた。
では今のこども。
今のこどもにとってはどんな未来を想像しているのでしょう。
もっともっと便利な世界?
UFOで宇宙人と友達になる。火星に住む。どこでもドア。タケコプターもまだない。
そうじゃなかったんです。
今のこどもは自然豊かな自然を描くのだそうです。
絶滅危惧動物がたくさん暮らす森や海、なかでも多いのが温暖化がストップした北極で暮らすホッキョクグマ。
青々とした畑。沢山の実がなる木々。
偉い大学の先生が、それは教育の賜物だと言っていたそうです。
たしかに地球を大切にしよう!って言いますよね。
いつの時代も、大人の考えた今日プランをこどもはまっすぐ受け止める。
教育ひとつでこどもって変わるんだと、少し怖いと思いました。
でも、そういうこども達がつくる未来はどうなるんだろう。
楽しみです。