「難関大学がなんぼのもんじゃい」と言ってみる
朝礼ネタ6022 2024/12/16 社会・経済所謂難関大学と呼ばれる大学群でも入試を突破するのは簡単だといえば、多くの人はそうは思わないかもしれません。
しかし、受験産業に携わる身として言わせてもらうと頭がよくなくとも根性さえあればあの程度の問題など誰でも解けて合格できると私は断言できます。
しかし、多くの人たちはどういうわけかその努力をしようとは思わないようで、偏差値の低い人が努力して受験科目数の少ない難関私立文系大学に合格したストーリーを見て感動したりしています。
もちろん、東京大学や東京工業大学、国公立医学部に合格するのはただがむしゃらに勉強しているだけではだめで、ちょっとした気づきや要領のよさが必要なるので手ごわいというのも事実です。
しかし、それ以外の大学は現在ではやたらと簡単に入学出来てしまうのです。
かつては難関国立大学に入学するのは難しい時代もひょっとしたらあったのかもしれませんが、大学入試とはどんな問題が出るのか初めからわかってるような試験では訓練さえ積めば誰でも合格できますから、そこにはもはや何もステータスにもなくなっていると思います。
特に問題なのは一度数学を諦め私立文系という選択をしてしまうと後で理系の学校に行くことができなくなることがよくありません。
これは入試科目に数学をやらなくても入学試験に合格できてしまう私立文系に問題があり、そのような大学を卒業した人たちが大手を振って「大卒面」をしているところにも大いに問題があると私は考えます。
私がこのようにいうのは訳があって、数学から逃げてしまった人というのはどういうわけか仕事でもいい成果が出ないからです。