根気よく頑張り続ける社会人ほど、意識的に休むこと
朝礼ネタ6021 2024/12/15 ライフハック体調管理スポーツの世界では、休憩や休息を取ることも練習の一部である、という考え方があります。
これは実に素晴らしい発想だと思います。どうしても私たちは勤勉に働き続けることや長時間、机に座って黙々と書類を書き上げることを美化しがちです。
それはそれで確かに美しいビジネスマンの姿なのかもしれません。ただ根気強く真面目に頑張り過ぎて、結局体を壊してしまったら本末転倒です。
アスリートの方々はそのリスクを深く理解しているようで、練習をたくさん頑張ったら、それと同じくらい意識的に休憩や休息を取るようです。
真面目に頑張り過ぎるビジネスマンは休み方が下手なのかもしれません。仕事がひと段落しても、あんまり休まずに次のタスクに取り掛かろうとします。
みなさん、心当たりはありませんか。一見すると、やはり良いことに思えますが、前の仕事でヘトヘトになったまま、次のタスクを進めても結果的にミスを連発したり、良いアイデアが浮かばずに長時間勤務になってしまえば、頑張った分だけの成果が結局出せません。
ここは私たちビジネスマンも今どきのアスリートに習って、根気強く仕事に集中した後は、後ろめたい気持ちを意識的に捨てて、堂々とお休みを取らなければいけません。
実際に欧米諸国のビジネスマンなどは、オンとオフの切り替えが上手だと言われています。
毎日100パーセントのパワーで働ければ、それは理想的です。けれど、そんなことは実際には無理なので、むしろ頻繁に休憩や休暇を取りながら、毎日60パーセントから70パーセント位のパワーで無理なく体を労わりながら地道に、みんなが成果を淡々と出した方が、トータルで見れば組織として安定したパフォーマンスが出ると思うのです。