人が集中できる時間はわずか15分
朝礼ネタ6007 2024/12/01 心理・メンタルライフハック皆さんは、テレビドラマやテレビアニメなどで15分刻みでなぜCMが入るのかと疑問に持ったことはないでしょうか。これには理由がありまして、人の集中力の限界は脳科学の世界では最高15分であると結論付けています。これは実はテレビ番組の構成にも応用されています。
テレビ番組の多くは、視聴者である人々が集中してテレビを見続けることが可能となるようあえて15分おきにCMを入れているのです。そのうえで、CMを入れることで脳は情報が切り替わったから集中をする必要性がないということで脳を休ませるのです。
このように間間にCMを入れ、脳を休ませていくと次の集中につながるが故、テレビドラマやアニメなどは次の話を聞いてみようと考えることができるわけです。
一方、バラエティ番組については集中をしてみるというより、面白い話を集中的に見てもらうという観点からCMを15分刻みにしていないテレビ会社もあるのです。このように人が集中できる時間は限られており、15分を超えての聞いてほしい話というのは人間は集中力が続かないのです。
よって、ビジネスなどでも15分で結論を出せなかった場合、周りの方々の集中力が途切れ始め別のことに意識が集中してしまうのは、人間が持つ短時間で集中できる集中力の限界を超えてしまっているからです。
逆を返せば15分という時間で結論を出し結論を出したうえで別の話題に切り替えることができればビジネスは進んでいくことが分かっていて、同じ話を延々と続けるより別の視点から話を始めて再度お話に集中してもらうための工夫が必要だということです。
皆さんも、ビジネスで結論を出すことを先延ばしにしていたり、考えがまとまらずに話が進まないという場合、あえて別の方向からアプローチし、途切れた集中力を再度活性化させてみることを考えてみてもよいです。