三方よしの精神と仕事への取り組み
朝礼ネタ5986 2024/11/10 商品・サービスビジネス経営今日は、仕事でも大事にしたい「三方よしの精神」について話したいと思います。
「三方よし」とは、近江商人が大切にしていた商売の心得です。売り手よし、買い手よし、世間よし、この三つの「よし」が揃ってこそ、持続可能な取引や信頼が築けるとされています。
売り手にとっては、商品やサービスを提供して利益を得ることが「よし」。買い手にとっては、質の良い商品やサービスを適正な価格で得ることが「よし」。そして、世間全体に対しても、その取引が役に立っている状態が「世間よし」となります。
この「三方よし」の考え方は、私たちの日々の仕事にも当てはまるのではないかと思います。
例えば、私たちがある商品を提供するとき、それが単に「売り手よし」の利益を追求するだけではなく、「買い手よし」つまり顧客が満足する商品やサービスであることが重要です。そして、その商品やサービスが社会に貢献するものであれば、まさに「世間よし」が成立します。
また、チームの中でも同じです。自分の役割を果たすだけではなく、他のメンバーやお客様、さらには社会全体にも利益があるような働き方を考えることで、チーム全体の成果がより大きくなります。
この「三方よし」の考え方を意識していれば、日々の仕事がより充実し、周りとの信頼関係も深まっていくのではないでしょうか。
三方よしの精神を大切にして、今後もお客様や仲間、そして自分自身にも価値ある仕事を目指していきたいと思います。