武田信玄の言葉から得られる教訓
朝礼ネタ5957 2024/10/09 心理・メンタル名言・格言「人は堀、人は石垣、人は城」これは有名な戦国大名、武田信玄が語っていたと言われているメッセージです。
ご存じの方も多いと思いますが、戦国時代は各国がしのぎを削って天下統一に向けて争っていました。その中には、自国の民を大事にせず、重税等を課して戦のために、もっと言うと大名の私欲のために民衆を苦しめていた国もあったようです。
そんな中で、強豪国であった甲斐を統治していた武田信玄は国の基盤は人であり、それを蔑ろにしてはいけないという意味を込めて「人は堀、人は石垣、人は城」の言葉を残したと言われています。これは組織にもつながる考え方でしょう。
今皆さんは、それぞれの目標達成のために様々なアクションを起こされている最中だと思います。メンバーによっては、部下を抱えている・アルバイトの方たちと共に動いていくことも多々あるはずです。
その中で、周りの人を蹴落としたり、自分1人だけの満足のためだけに動いたりしていませんでしょうか?そういった動きをしていると、おそらく自分自身は満足いくことになるでしょう。また、短期的には業務成果が出るかもしれません。
しかし、そういった考えに基づく動きは長く続けていくことはできません。部下を大事にしないリーダーの下でパフォーマンスを発揮し続けられる、ついていきたいと思い続けてくれる人はまずほとんどいないでしょう。結果的に、自分が苦しむことにもなります。
武田信玄が言っていたのと同様、組織の基盤も人です。その人を蔑ろにせず、全員が全員と相互に協力してパフォーマンスを発揮し続けていけるよう頑張っていきましょう!