安全第一という言葉には重さがある
朝礼ネタ5943 2024/09/25 社会・経済安全家族・ペットこの業界では、必ずといっていいほど、口にしたり目にする「安全第一」という言葉、みなさんも聞いたことがありますよね。
工場など、私達が行っているモノをつくる現場には、スローガンとしても掲げられています。
「安全」が「第一」ということはどういうことなのか、理不尽にも子供から質問されてしまいました。
みなさんは「第二、第三」は何だとイメージするでしょうか。
この言葉に続く言葉があるのか、気になって調べてみました。
もともと「安全第一」というスローガンは、アメリカで生まれたそうです。
当時、世界規模の製鉄会社の社長は「生産第一、品質第二、安全第三」という経営方針を掲げていたみたいです。
生産が最優先だったんですね。
しかし、私達が作業する環境は決して危険性がない仕事ではなく、危険なものが多くあります。
多くの労働災害が発生し労働者を苦しめることもあります。
その苦しむ姿に心を痛めた社長は、「安全第一、品質第二、生産第三」に変更したそうです。
このスローガンにより、会社も従業員の意識も改革され、労働災害も減少し、その後も、全世界に広がっています。
この「安全第一」というスローガンには、社長の意識改革があり、それにより救われる作業員がたくさんいることがわかりました。
日頃口にしたり、見慣れた「安全第一」という言葉ですが、今一度良く考えてみたくなります。
これからも、安全を第一に、正しい行動に移していきたいと考えるきっかけになりました。