一番簡単なようで一番難しい凡事徹底
朝礼ネタ5914 2024/08/27 名言・格言目標あまり聞かない格言ですが、仕事をする上で重要なものに「凡事徹底」があります。この格言の意味は、「当たり前のことを当たり前にする」ということです。
凡事の例としては、家庭の中では洗濯や掃除、会社で言えば与えられた仕事や上司からの指示が挙げられます。
凡事というのは普通に行うことですから、決して難しいものではありません。しかし、簡単なことであるのに起こす小さなミスがあります。そして、その小さなミスが大きなミスに繋がることも少なくありません。
経営の神様と呼ばれていたパナソニック創業者の松下幸之助が座右の銘としていたことで有名なのがこの「凡事徹底」です。
凡事をきちんと徹底して続けることが最終的には非凡な成果をもたらします。例えば、日米通算4367安打というとてつもない記録を築いた野球選手のイチローは『小さいことの積み重ねがとんでもないところへ行くただ一つの道』と話しています。これが「凡事徹底」の最適な例と言えます。
大きな業績を残した人はとかく、人とは違う「特別なこと」をしたように思われがちですが、実際には「普通のこと」を着実に長期に渡ってやり遂げたに過ぎません。
この凡事徹底をできるかどうかが少数の成功者と大多数の凡人とを分ける分岐点と言えます。
凡事を徹底できない要因として挙げられるのが、「慣れ」です。人間は往々にして慣れてしまうと横着になったり、ずぼらになったりします。
入社当時は緊張感を持ち、ミスを起こさないように丁寧に仕事を進めます。それが、慣れてくると確認を怠ったり、細かい作業を省いたりするようになります。
また、「飽き」も凡事徹底を阻害します。人は同じことをずっと続けると、飽きを感じてきます。そうなると、決められた手順通りにしなくなったり、自分勝手な方法を採ったりします。
現実には、慣れや飽きによる凡事徹底の欠落が人の成長を止めてしまう大きな原因になっています。