部下を指導する時に役立つ借りてきた猫
朝礼ネタ5830 2024/05/11 名言・格言教育会社で長く勤務していると役職を与えられ、それとともに何人かの部下を持つようになります。
当然、部下に仕事を任せることが増えてきます。
ただ、経験の浅い部下は自分の期待しているような仕事のできないことが少なくありません。
そんな時に、叱ってばかりいたのでは部下との信頼関係が損なわれ、円滑な業務の遂行ができなくなります。
信頼関係を維持するためには、部下が納得できるように指導することが大切です。
そこで、部下を適切に指導するためのテクニックに「かりてきたネコ」があります。
かりてきたネコだからと言って、何も静かに、優しい声で指導するということではありません。
かりてきたネコの頭文字の7文字を取った指導をすることが有効になります。
かりてきたネコの「か」は感情的にならない
部下が失敗したり、間違ったりすると、どうしても怒りがこみ上げて怒鳴りたくなりますが、感情的な行動からは改善が生まれません。
「り」は理由を話す
どこが良くなかったのかを具体的に説明しなければ、部下は納得できません。
「て」は手短に済ませる
だらだらと話していると、肝心なポイントが伝わらなくなります。
「き」はキャラクター(性格や人格)に触れない
部下の性格や人格を否定するような発言をしたら、部下の心が離反するだけです。
「た」は他人と比較しない
他の部下と比較しながら批判すると、部署内におけるコミュニケーションが破綻しかねません。
「ね」は根に持たない
一度の失敗をいつまでも引きずっていたのでは、業務がはかどりません。
「こ」は個別に伝える
それぞれの案件ごとに分けて指摘することで、部下も理解しやすくなります。
かりてきたネコを活用すると、部署全体の業務が活性化します。