「知識」と「知恵」の違いについて
朝礼ネタ5804 2024/04/15 心理・メンタルビジネス目標皆さんは、「知識」と「知恵」の違いを説明することはできるでしょうか。
「知識」とはその事柄について知っていること。
「知恵」とは物事を理解して適切に処理をする能力のことを言います。
仕事を行う上で、まず「知識」を得ることは大切なことです。
それらは書物やマニュアル、テキストから得ることができます。
先輩から教えてもらうこともできるでしょう。
これらの知識をインプットして蓄えることは大切ですが、それだけではせっかく蓄えても使用することはできません。
それでは、知識を活かすためにはどうしたら良いでしょう。
それは実際に体験することが必要です。
料理本を100冊暗記したけれど一度も料理をしたことない人が料理人になれるでしょうか。
実践したことがない人は人を満足させる料理を作ることも、新しいレシピを思いつくこともできないでしょう。
いくら本を読んだところで、実際に活用しなくて自分の能力として身につけることはできないのです。
「知識」に自分の経験を追加して初めて「知恵」として自分の力になっていきます。
「知恵」とは応用力と、実践力なのです。
仕事の場面では、マニュアル通りにいかないことも沢山あり、それに対応するためには応用力と実践力が求められます。
これらのスキルを高めるために、知識を知恵に変えて身につけることが必要なのだと思います。
情報が溢れる現代で、その情報に溺れることなく必要な知識を収集し、経験と併せて知識に変えることで、新たなアイディアや価値を付け加えて実践にしっかりと役立てていきたいと思います。