認識の違いをしっかり意識してみよう
朝礼ネタ5760 2024/03/01 心理・メンタルビジネスコミュニケーション以前、タイへ観光旅行に行ったんですが、そこでタイ人のガイドさんに「おキレイですね」と言ったら注意されたことがあります。
なんと、キレーという言葉は、タイ語ではブスという意味になるそうで、まったく真逆の意味になるとはびっくりしました。
悪意はなくて褒めたつもりでもガイドさんにはブス扱いされたように聴こえるから注意してください、とお叱りを受けた記憶があります。
タイ語で綺麗な人のことはスアイと言うそうですから、みなさん、タイに行く機会があれば気をつけてください。
そう考えると、言葉って不思議ですよね。
日常生活で本来の意味とは反対の使い方をしてしまっても笑い話しで済みますが、ビジネスでは人間関係に溝が生まれることもあります。
先に話したように「綺麗ですね」という褒め言葉も、人によってはコンプレックスであったり、社交辞令にしか聞こえないなんてこともあります。
自分からは長所と思えるような特性でも、相手にとっては短所かもしれません。
褒めているつもりがけなして聴こえるのも、認識の違いなんでしょうね。
私は、仕事でコミュニケーションを取るとき、自分と相手は同じという期待をしないように心がけています。
自分とは違うという認識でコミュニケーションをはかります。
すると、自然に相手がどんな価値観を持っているのかを読み取ろうとできるようになります。
相手をよく知らないのであれば、コミュニケーションから相手の人間性を知ることで、どういった言葉を口にすれば良いのかが、自然にわかるようになります。
ぜひ、みなさんも実践してみて円滑に商談してみてください。