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冬の時期に潜むヒートショック

  朝礼ネタ5718  2024/01/17  安全健康

寒い冬の時期、家の中で起こりうる危険があります。温かいお風呂に浸かる幸せな時間も、1歩間違えると取り返しのつかない事故に繋がる可能性があります。

暖かい場所から寒い場所、そしてまた温かい場所と、気温差の激しい場所を行ったり来たりし急激に血圧が変動すると、体に悪影響を及ぼすヒートショックが起こります。その結果、脳梗塞や心筋梗塞などを最も引き起こしやすいのは入浴時です。
暖かいリビングから、寒い脱衣所で衣服を脱いだ冷えた体のままお風呂に入ると、ヒートショックを起こす可能性が高まります。ヒートショックによって意識不明になると、転倒して頭を打ったり、浴槽で溺れたり、事故が起きてしまいます。

ヒートショックは誰にでも起きることですが、中でも65歳以上の方や、不整脈や高血圧、糖尿病の持病のある方、肥満、睡眠時無呼吸症候群の方は、起こりやすいです。「自分は大丈夫」と思わずに注意しましょう。
気持ちがいいからお風呂で眠気を感じるのではなく、意識を失う1歩手前かもしれません。

入浴の前後に起こしやすいヒートショックを起こさないために、心掛けることがあります。
食事や飲酒した直後の入浴は控え、入る前に脱衣所と浴室を温めておきます。
お湯の温度は41℃以下にし、足元からかけ湯をして、ゆっくり体を温めてから入浴します。10分ほどを目安に浴槽に浸かり、出るときは急に立ち上がらないように注意します。家族などに声をかけたあと入浴します。

入浴時に限らず、10℃以上の気温差がある場所を行き来すると、ヒートショックが起こりやすいため、1枚上着を羽織ったあと温かい部屋から移動しましょう。ヒートショックが起きる可能性の高いトイレも温かくしておくと安心ですが、人感センサーつきのヒーターがあると便利です。

年を重ねるごとに暑さや寒さの感覚が鈍くなるため、「大丈夫だろう」と思わず、室温を確認しましょう。よく行き来する場所に温度計を置き、室温を意識するのもよいでしょう。
季節が移り替わる時期は油断しがちですが、カレンダーをめくるごとに季節の変わり目を意識し、暑さや寒さに気を配るようにしましょう。

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