ミスを犯しやすい3Hに注意する
朝礼ネタ5707 2024/01/06 ビジネス規則・ルール仕事にミスは付き物であり、人間である以上、ミスをゼロにすることは不可能と言えます。
だからと言って、ミスを防ぐ対策が不要ということではありません。
実は、ミスの起こりやすい状況や環境はある程度分かっており、その時に細心の注意を払うことで、ミスを減らすことが可能です。
ミスの起こりやすい状況や環境と言われているのが「3H」です。
1つ目のHは「初めて」の「H」です。
2つ目のHは「変更」の「H」です。
そして、3つ目のHが「久し振り」の「H」です。
3つの文字の頭文字を取って「3H」と呼ばれています。
初めての例としては、新たな製品を初めて開発する場合、新規の得意先に初めて取引する場合、初めてのシステムで事務を行う場合などが該当します。
それぞれの担当者は細部の規格、契約条件、作業手順などを入念にチェックしながら仕事を進めないとミスの起きる可能性が高くなります。
初めての仕事では思い込みが一番ミスのリスクを高める要因と言えます。
変更の例としては、作業工程の変更や納期の変更などが挙げられます。
会社の仕事は複数の部署が絡むため、全部署、全担当者に変更内容の伝達が徹底されているかを確認することが重要です。
最後の久しぶりの例としては、例えば数年ぶりに物流を再開するとします。
商品の管理方法は従来の方法で構わないのか、出荷手順は前回の方法をそのまま利用できるのかなど、前回と今回の違いを明確にすることが必要です。
常日頃からミスを犯さないように仕事をすることが肝心ですが、特に3Hの際は気持ちを新たにして取り組むようにすると、ミスを出さずに済みます。