6月29日は初代iPhoneの日-スティーブ・ジョブズの論法
朝礼ネタ5488 2022/06/29 6月今日は何の日?6月29日は「iPhone」の初代モデルが発売された日であり、今年で15周年を迎えます。
iPhoneと言えば、何と言っても若くして亡くなったスティーブ・ジョブズの存在が欠かせません。
そのスティーブ・ジョブズのことですぐに頭に浮かぶのは、プレスリリースの会見の場でプレゼンテーションしている姿です。
彼のプレゼンテーションは3つのことに注意が払われており、そのことは当社の営業にも活用できます。
まず第一に、『専門用語を極力使わない』ことです。専門用語を多発することで、いかにも素晴らしいものと受け止めてくれると思いがちですが、全く無意味というのが実態です。それよりも、イメージを掻き立てられるようなやさしい表現を使った方が有効です。
例えば、『役に立ちそうだ』、『当社に合いそうだ』など、商品やサービスを利用する具体的なメリットを感じられるように話します。
二番目に、説明書はびっしりと情報を詰め込むようなことはせず、簡単な箇条書きや画像のみにします。
情報量が多いと、何が大事なのかが伝わらなくなります。説明書には要点だけを書き、後は自分の言葉で肉付けします。
三番目は、タイトルを頭に付けるようにします。そして、結論を先に話し、これから話すことに興味を抱いてもらいます。
最初から細かい説明をしていると、聞くことに飽きてしまい、良さを分かってもらえなくなります。
以上のことは何も営業だけに限らず、社内の会議や打ち合わせでも有効になります。
ちなみに、スティーブ・ジョブスは常に三宅一生デザインの黒いタートルを着ていましたが、それは服を選ぶのが面倒だったわけではなく、拘りが強かったからです。