歯磨きや歯ブラシなど、オーラルケア商品を販売しているライオン株式会社が毎月8日に独自に制定しているのが歯ブラシ交換デーです。2018年2月8日がその始まりになり、来年で5年目になります。

この日は歯という言葉に引っ掛けて、毎月8日に日頃使っている歯ブラシを見直して、毛先が開いてきていれば交換しましょうという呼びかけとなっています。私自身は安い歯ブラシを買って、少し毛先が開いてきたら交換するようにしています。歯医者に行く費用や大変さを考えると、その方が安くつくと考えているからです。

自分の歯で食べ物を噛めることと認知症が発症するリスクには相関があると厚生労働省も公表していて、そのためにも日々の歯磨きをしっかり行うことは大事ですから、ライオン株式会社の取り組みは、有意義だと感じます。

歯ブラシのチェックに限らず、私たちの仕事においても、日々行っていることの見直しや確認は大切だと思います。例えば、メールの定型文を使いやすく改善したり、パソコンのフォルダーを整理して、すぐに見て分かるようにするだけでも、効率を高めることができます。

取引相手先の名刺の管理なども、定期的に見直すことで使いやすくなるでしょう。

歯ブラシ交換デーのように、毎月初めなど、テーマと日を決めて見直しをすることは大切です。忙しくて暇がないからと放っておくと、逆に無駄な時間が増えて、余計に忙しくなってしまうでしょう。

せめて1か月に1日、10分ほどでもよいので、自分の業務を見直す機会を設けるように心がけたいものです。