1月30日は3分間電話の日-クッション言葉の活用
朝礼ネタ5335 2022/01/30 1月今日は何の日?1970年(昭和45年)1月30日、日本電電公社(現NTT)の公衆電話の市内通話料金が3分間10円と決められました。それにちなんで、1月30日が「3分間電話の日」となります。
ちなみに、現在のような10円を入れる公衆電話が普及したのは、1955年(昭和30年)のことです。当時は1通話10円で何十分でも話すことができたため、長電話の利用者が急増しました。
そこで、長電話を防止するために採られた処置が3分間という時間制限です。現在では、10円で話せる時間は条件によって10秒から60秒程度でしかありません。
ところで、仕事でかける電話も簡潔でなければなりませんが、大事なことは、相手の気持ちが穏やかになるような話し方をすることです。
そこで、重要なポイントになるのが「クッション言葉」です。
クッション言葉とは、円滑なコミュニケーションを図るため、すぐに話の本題に入るのではなく、前置きとして使う言葉のことです。ビジネス用の「枕詞(まくらことば)」とも言えます。
相手に何かを依頼する場合や、または断る際にクッション言葉を使うと相手への配慮の気持ちが伝わり、話しにくいことも話しやすくなります。
クッション言葉の例としては以下などがあります。
●依頼する時
・お忙しい中恐れ入りますが
・お手数をおかけしますが
・ご迷惑とは存じますが
●断る時
・せっかくのご厚意ですが
・お気持ちはありがたいのですが
・心苦しいのですが
●異論を唱える時
・申し上げにくいのですが
・失礼を承知で申し上げますが
・おっしゃることはよく分かりますが
クッション言葉は状況に応じて使い分けるようにします。